● 成年後見
成年後見制度は、法定後見制度と任意後見制度の２つの制度があります。
法定後見制度は、判断能力がすでに不十分な状態にある方が利用する制度で、後見・保佐・補助の３類型に分かれます。
任意後見制度は、判断能力が現在は十分な状態にある方が将来へ備えるために利用する制度のことで、公正証書で任意後見契約を締結する必要があります。
任意後見契約を補充する役割として、見守り契約、財産管理等委任契約、死後事務委任契約があります。
見守り契約：
定期的に訪問・連絡により本人の様子を見守っていく契約のことです。
財産管理等委任契約：
預貯金や現金などの管理、入院費や公共料金などの支払いを代理してもらうことができる契約のことです。
死後事務委任契約：
亡くなった後の葬儀や納骨、埋葬、役所の各種手続き、契約の解約、未払い債務の精算などをおこなう契約のことです。
後見人の仕事についての具体例
＊訪問介護・訪問看護・デイサービスなどの契約手続き
＊老人ホームなどの施設の入退所に関する手続き及び施設での処遇の監視
＊病院の入退院に関する手続き及び病院での処遇の監視
＊預貯金や現金、不動産の管理
＊介護費や施設費、入院費、公共料金、税金などの支払いや年金などの受け取り
＊通帳・印鑑・キャッシュカードなどの管理・保管
当事務所でお手伝いできること
- 任意後見契約（公証人との打ち合わせを含む）
文案作成報酬（税込）： ５５，０００円～ - 任意後見契約＋見守り契約
文案作成報酬（税込）： ８８，０００円～ - 任意後見契約＋財産管理等委任契約
文案作成報酬（税込）： ８８，０００円～ - 任意後見契約＋見守り契約＋財産管理等委任契約
文案作成報酬（税込）： １１０，０００円～ - 死後事務委任契約（公証人との打ち合わせを含む）
死後事務の執行報酬文案作成報酬（税込）： ５５，０００円～
別途、１から５には公証人手数料が必要となります。報酬（税込）： ３３０，０００円～ - 任意代理人の受任
（毎月１回程度の訪問・連絡、生活上や各種契約のご相談など）報酬（税込）： １１，０００円～／月額（税別） - 任意後見人の受任
（毎月１回以上必要に応じて訪問、任意後見業務など）報酬（税込）： ３３，０００円～／月額（税別） - 遺言執行
報酬（税込）： 相続財産総額の１．５％
（最低報酬額は２７５，０００円）
